ついに始動!ディレ協学生部による学生のためのWebディレクション講座「0ディレ4S」

こんにちは
ディレ協学生部の香取です。

ディレ協学生部主体のイベント「0からのWebディレクション講座 for Stundents(以下0ディレ4S)」が開催されました。そこでのレポートを書いていきます。

そもそも、0ディレ4Sって何?

わかりやすくいうと、ディレ協学生部が企画から運営まで行う「学生のためのWebディレクションスキル&Web業界学習講座」。すでにディレ協の人気を確立されている「0からのWebディレクション講座」の学生版ですね。

Web業界を目指している学生は多いのにWeb制作の過程のWebディレクションについて知らない人って多い。そんな中、現場でのWebディレクションの重要性や立ち位置を現役Webディレクターが熱く語り、実践的なワークショップで体現できる講座なんです。

現役Webディレクター合志さんの熱血Web業界&Webディレクショントークにみんな釘付け!

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合志さんが言うにはWebディレクターは、依頼者の要望からプロジェクトのゴールを設定し、チームに理解してもらい、プロジェクトを成功に導く司令塔的存在。Webディレクターがいなければチームは機能していかないんです。サークルでもバイトでもゼミでも司令塔的な役割をしている人っていますよね。いないとまとまりませんし崩壊していってしまいます。

さらに、Webディレクション能力について勇者を使ってゴールを達成するための目的という関係から説明していただきました。「世界に平和を」というゴールを決め、それを達成するための目的として「魔王を倒す!」と設定。ゴールと目標とそこまでの段取りもWebディレクションであり、飲み会の幹事や恋愛にも例えることもできるんです。

現場で働く合志さんの話はネットや本からは得られないリアルな情報がたくさんあり、目からうろこのお話でした。専門的であるにも関わらず学生にもわかりやすい内容だったのでみんなひきこまれていきました。それだけ魅力的な講義だったんです!

ディレ協のファシリテーターを含めた超実践型ワークショップで掴んだ消費者への想像力の重要性

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実際にWebディレクターとして働く場合、自社のチームの他に、お金をもらう企業とも接点ができます。企業は消費者に対して製品やサービスを売ることでお金をもらいますね。なので、自分のチームのことを考えることだけではなく、先にある消費者のことを思い描いて提案していくことが必要なんです。消費者が喜ぶことで企業が喜び、企業の喜びが自分のチームの喜びを生んでいきます。

ワークショップは6~7人×4チームで、そこに各チーム1人ディレ協のファシリテーターを加えて行いました。題材は本当にあった案件をアレンジして事例にしたものを以下のようにまとめていきました。

  • 主要な消費者の像を明確化し、求めているものを決定
  • SWOT分析による企業の分析
  • プロモーション企画を具体的にしていき目標を決定

ワークショップを通して、消費者のことをゴールに定め、何を求めているか、どんな思考でどんな行動をしているかを考えること。それに対するアイディアが実際に消費者に合っていて実現可能なものかを考え想像することが大切なんだと感じました。

感じたのは学生のための学べる場所がここにはあるということ

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学生が100%理解できるようにWeb業界からWebディレクションまで1つ1つ工夫がされていました。Web業界について1人で学ぶには限界があるので、実際に働いている人の話を聞き、実践することが1番効率の良い学び方なのだと思いました。

講義を通して将来の働く自分を想像することで、働くために足りないスキルや経験が見えてきます。その足りない部分を埋めていくことが大切だと再認識することができました。

今後も以下の日程で学生のためのWebディレクション講座が開催ます。

  • 02月23日(日) 13:00〜16:00
  • 03月23日(日) 13:00〜16:00

この記事を書いた人

香取将伍
日本ディレクション協会学生部に所属。現在大学3年生でWebプログラマーを目指して就職活動中。