ビジョンと環境がチームを作る!必死で考えまくる『0ディレ:チームビルディング編』が熱すぎた

こんにちは!ディレ協歴2ヶ月の新米事務局員 本多です。

突然ですがみなさんは日々チームで仕事を進めていく中で、チームワークがうまくいかず苦労したことはありますか?

重なる修正指示に機嫌の悪くなるデザイナー、適当な仕事をするコーダー、クライアントの言いなりディレクター、などなど…Web業界2年目のひよっこな私ですら、今まで様々なタイプの人たちに巡り会ってきました。

あの人がもっとこう動いてくれたら、もっと良いクリエイティブがもっと効率的に仕上げられるのに!なんて思うも、和を乱す勇気は皆無で…。チームのまとまりのなさにモヤモヤした気持ちを抱えながら日々仕事をこなしている人は、きっと私だけではないはず…。

と、そんなモヤモヤを解決すべく!わたくし先日、ディレ協セミナー「0からのディレクション チームビルディング編」に参加し、良いチーム作りとは?!を学んで参りました。

「チームビルディング編」は今回なんと待望の初開催で、そんな記念すべき初回の講師としてお招きしたのは、株式会社あつまるの取締役 熊本健吾さん。わずか数名という小さな制作チームから、今や上場を本気で狙いに行く部隊にまで育て上げたチームビルドとマネジメントの鬼。

…正直講座を受ける前は、大変失礼なことに株式会社あつまるを全く存じ上げておりませんでしたが…講座終了時には完全に株式会社あつまるファンになっている私がいました

というわけで今回のレポートは、株式会社あつまるの宣伝記事にならないよう気をつけつつ執筆させていただきます(笑)

チームビルディングとは、一丸となって共通目標へ向かっていける組織づくり

そもそもチームとは、そのメンバー全員が共通の目的目標を持ち、当事者意識・推進力を持っている状態のことを言います。「サッカーをやるには11人いる必要があるから!」と11人がただ揃っても、ある人は趣味程度の気持ちしかなく、またある人は大会優勝を目指している、という状態ではチームとは言えません。
「まずは地区予選突破を目指そう!」と11人全員で共通目標を持ち、その目標達成のために日々考え行動していくことで初めてチームとなっていきます。
(なるほど、私が大学時代に所属していた部活のチームは、チームではなかったんだな…笑)

そしてそのメンバー達が「得意分野や自分らしさを発揮しつつも、一丸となって共通目標へチャレンジしていける仕組み」を作ること、これがチームビルディングとなります。

では具体的にどのようにビルドしていけばよいのか?!以下で説明していきます。

チームが一丸となるためには価値観を共有すべし

熊本さんは以前、仕事で大規模プロジェクトを担当していた最中に、プロジェクトメンバー4人のうち2人が仕事を辞めてしまうという大変な事態に陥ったことがあったそうで、その時から「チーム」について真剣に考えるようになったそうです。このプロジェクトがどれだけ世のため人のために役立つのか、会社からどれだけ期待されたものであるのか、など目的意識の共有ができておらず、チームとしてまとまれていなかったのが反省点だったと言います。

メンバー全員で共通目標に向かっていく=チームが一丸となるためには、目的意識の共有、ひいては価値観の共有が必要であり、株式会社あつまるでは、具体的に以下のような取り組みを実施しているそうです。

価値観共有のための取り組み一例

そもそも株式会社あつまるは、採用面接時に企業理念や会社が大切にしている価値観について応募者に十分な説明をするということなので、入社してきた新人=企業理念や会社の価値観に賛同している人、ということなのでしょう。そして上記のような取り組みを継続的に実施することで、「価値観共有を大切にしている」という社風がしっかり根付き、社員に定着していくのだろうなと思いました。いいですねぇ…。

ビジョン実現のための環境をつくり「今が人生で一番楽しい」と思ってもらう

また熊本さんは前述の大変な事態からもう一つの反省点を見つけました。それは「プロジェクトメンバーに自己成長のイメージを持たせられなかった」ことだと言います。確かに私自身も、過去に2度転職をしていますが、転職理由は2度とも自己成長のため=これ以上同じ環境にいてはスキルアップが計れないだろうという判断からでした…。

そこで株式会社あつまるでは、チームメンバーそれぞれが今後どうなっていきたいと考えているのか=チームメンバーの「ビジョン」を把握するため、新入社員には「ビジョンシート」に自分のビジョンを書き出してもらうという取り組みを実施しているそうです。
書き出すビジョンは、会社での自分だけでなく、「◯年後までに結婚したい!」「車買いたい!」「起業したい!」などプライベートも含め、すべて。

考えていたようで実はふわっとしていた自分の「こうなりたい」が、紙にアウトプットすることで明確化され、さらにそのビジョン実現のためにどう行動していくか、を一ヶ月単位まで(可能な限り数値で)落とし込み、アクションプランを考えていくそうです。
その後、上長との面談で個人のビジョンと会社のビジョンの方向性を一致させ、ビジョンを実現させる環境を作っていくと言います。

また、とても興味深いことに、自分のビジョンを紙に書いたことがある人は世界で2%しかいなく、さらにその2%の人たちは成功しているそうです。私は頭を整理するために、考えていること・なりたい自分をよく手帳に書きなぐってはいますが、月単位まで落とし込んでアクションを考えてはいませんでした…成功していない理由が判明しました。(笑)

そしてこのビジョンはメンバーに公言をすることで、メンバー同士で協力しあえたり、応援者が生まれたりすると言います。確かに公言することは特に重要だなと感じました。言ったからにはやらないと!という気持ちにもなれますし。
ちなみに株式会社あつまるでは月に一度、社員一人一人が全社員の前で自分のビジョンとアクションプランの進捗を報告する時間を設けているそうです。朝からやって昼間まで、5時間もかかるそうです。長い。でも楽しそう。

ワークショップ…全然埋まらないビジョンシート…

そんな流れで、熊本さんに教えていただいたことを踏まえ、ワークショップスタート。私たちも実際にビジョンを書いてみよう!というワーク。

今日の日のため(?)熊本さんがこしらえてくださった簡易版ビジョンシート。

うーん…日頃から人生プランを考えているつもりではありましたが、これがなかなか埋まらない。「3年後の自分」はこうでありたいから「1年後の自分」はこう、ということは現在〜1年後までの月ごとの目標は…。というような流れで、月次のアクションまで落とし込んで考えます。

と具体的に思考を巡らせてみると、収集すべき不足情報がたくさんあることに気づきました。
なるほど。今まで考えていたつもりだった私の人生プランがいかにふわっとしたものだったか。ふわっとしたプランがふわっと頭にあって、ふわっと生きてきたんだな私。ようやく気づきました。
結局ワークショップの時間内にビジョンシートは埋められませんでしたが、宿題としてしっかり考えておこうと思います…。

ちなみに株式会社あつまるに入社した社員さんたちは、数日〜数週間かけて本格版ビジョンシートを仕上げるそうです。やっぱり、すぐに書き上げられるものではないですよね。

まとめと感想


価値観・目標をチームで共有し、メンバーと会社の成長を連動させ仕事に熱意を持ってもらうことで、良いチームワークが生まれる。 さらに、メンバー個々の能力がそこにかけ合わさり、仕事の結果に繋がる。

実は今回、熊本さんのチームビルディングのお話を聞いて強く思い返したのは、サービス業時代の店舗運営をしていた自分でした。 (Webの話でなくてスミマセン)
あのときの自分はいつも一方的に「今月の売上目標◯◯円だから!」「今月までに◯◯できるようになって!」とチームメンバーに伝えたり教えたりしていて、それが全く「共有」ではなかったんだということを改めて感じさせられました。
メンバーそれぞれの価値観を知り、ビジョンを知った上で、こちら側の目標・ビジョンを提示し方向性を合わせる。それができていたら、もっと良いチームワークが生まれていたんだろうなと思いました。チームビルディング、あの時の自分に教えてあげたい。

現職のWeb制作チームで出来ることとしては、下っ端の私が「ビジョンシート導入します!」といきなり言い出したら相当驚かれるので(笑)、まずはメンバーの価値観やビジョンを、飲み会の場などで意識的に聞くことから始めてみようと思います。
このデザイナーさんコーダーさんは、こういう価値観をもっているからこういう働き方なんだ、とまずは理解をして、徐々に自分とチームメンバーの目的意識・価値観のすり合わせをしていけたらなと思います!

0ディレチームビルディング編、気になってくださったら

と、つたないレポートではございましたが…チームビルディング、なかなか教わることのできないスキルだと思います。もしこのセミナーを少しでも気になってくださいましたら、ストリートアカデミー 0からのWebディレクション講座:チームビルディング編(https://www.street-academy.com/myclass/24740)の右上「受けたい」ボタンをクリックで登録していただくと、次回開催が決定次第お知らせさせていただきます!ぜひご登録ください!

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